パトロンが欲しい

少ない給料だけど、私は自分のお店美容院を持つのが夢でした。だから、必死に腕を磨き、実家暮らしをしているので貯金も少しずつして30歳になる頃にはようやく自分の店を持つことができました。私と、専門学校時代の友達と2人で始めた美容院。とても楽しかった。お客さんは予約制にしていたので無理なく働けました。しかし、一緒に働いていた友達が結婚と妊娠が重なり来月辞めることになりました。お店1人ではやるのは限界がある。バイトの求人を出してもなかなか入らない。どうしようか悩んでいた時に1人の常連さんがそんな私の様子に気づきました。

「真理亜ちゃん、大丈夫。なんか疲れていない。」「今はまだ大丈夫だけど、来月から私1人でお店をやるから出来るか不安で、求人入れてもなかなか連絡が来なくて。」「そうか、パトロンが欲しいなら手伝ってあげれたけれど、求人は店内に張ってある物だけかな。
パトロン募集掲示板
広告とか出さないの。」「お金がなくて、でもそんなこと言ってられませんね。」そして、お客さんのカットも終わりその後何人かのお客さんの髪を切り、店を閉店しようと思った時パトロンが欲しいなら手伝ってあげると言ってくれたお客さんが再び来店しにきました。

「何か髪で気になるところだったありましたか。」「ないよ。いつも満足しているし、こんな求人で良ければ広告に載せてあげようか。」「でも、お金が。」「いらないよ。でも、もし良ければこの後食事しに行かないか。」「はい。」それから、このお客さんとは店の話をしたりと色々相談にのってもらってます。パトロンが欲しいわけではなかったけれどパトロンぽい存在になってきました。
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